靴選びの原則

お洒落で歩きやすい。そんな納得の一足と出会うために!
メリーグラシス生みの親、中村美賀子です。
私自身がそうでしたが、良かれと思った靴選び(自分の思い込みですね)でずいぶん足を痛めてしまいました。。。
たとえば、私は外反母趾が痛かったので、
ゆったりした靴を選んでいた。とか。
これって大間違い!(苦笑)
私たちメリーグラシスの夢は、子供たちに正しい靴選びの教室を行うこと。
正しい横断歩道の渡り方。とか正しい歯の磨き方。とか
指導員の方が小学校に来て教えていましたよね。あれです。あんな感じ(*^^*)
そうすれば、日本中のどれだけの女性たちが靴選びで困ることがなくなるか。
と真剣に思っています。
足に痛みがあると眉間にタテジワが生まれ、笑顔が正比例に減ります。
歩くときついので、ついつい喫茶店に立ち寄り無駄な出費と贅肉のもとを口にします。
対して、軽やかに歩ける靴だと行動範囲が広がり、歩く姿も美しくなります。
運動量も増えますから代謝も良くなり肌も生き生き。つやつや、しっとり。
気分がいいので、笑顔が増え、人付き合いが楽になり、ポジティブ思考になります。
ゆえにさらに幸せになる。という構図です。
これっておおげさでもなんでもない事実。そんな女性をたくさん見ています!
靴選びの原則~その1
まずは自分の足のサイズとフォルムを知ること
メリーグラシス初来店のお客様でも、とっても多いサイズの思い込み。
「私、幅広なんです〜」
実際計測してみると、なんと極細の足だった。ということも数えきれないくらいです。
まず、足の長さ。
私たちは足長(そくちょう)と言っていますが、要するにカカトから親指ないしは人差し指など
一番長いところまではかる部分です。
これが、一般的に言うところの靴のサイズですね、23センチ。とか24センチ。とか。
次のチェックは足のまわりの部分。
カラダで言うところのバストやウエストなど体の胴回り部分に当たるところ。
これ、足囲(そくい)といいます。
親指と小指の付け根の部分甲から足の裏までグルッとメジャーを回してチェックします。
あくまでも目安ですが、足長が24センチだと足囲24センチが標準。
最後に足の形。
「親指が一番長いのか人差し指がながいのか」「かかとの大きさ」や「くるぶしの位置」
「皮膚の状態」「甲の厚さ」など、たくさんの項目を確認。
ここはやっぱりプロの出番だな。と思います。
なにをさておき、サイズを知ることが靴選びの重要な第一歩。
いちど、プロにチェックしてもらってくださいね。
靴選びの原則~その2
かかとがぬけないこと
意外に多いんです。かかとをカパカパさせて歩いている人。
見つけると思わず駆け寄っていきたい衝動に駆られます。靴屋のサガですね(^_^)
メリーグラシスでも新作入荷の際の一番のポイントは「かかと」
どんなに可愛く、また美しいデザインの靴であってもカカトがしっかりしていない靴は即却下です。
これでなんど涙をのんだことか。。。でも妥協はできませんからね。
さて、あなたが選ぶときには、片足づつ爪先立ちをしてください。
靴屋さんからすると、嫌がられる行為の一つです。だって靴にシワができる!
でも、このチェックはとっても重要。
かかとが抜けやすいと、変な力が足に入りますので、異常にスネが疲れてしまったり、
靴ずれができたり、腰を痛めたり、という事態に陥ってしまいます。
靴選びの原則~その3
甲部分がピッタリフィット
甲の厚さって人それぞれなんですね。
そして、靴のフォルムもさまざまですから、
この甲合わせはパズルみたいなものかも知れません。
人にとって一番ベストな靴は「ひも靴」といわれているんですね。
というのも、甲部分をひもで調整できるから。
私たちは一日中同じ足のサイズということはなく、
むくんだりしますから幅が変わってしまうんですね。
お客様によっては2サイズぐらい足の幅のサイズが変わる方もめずらしくありません。
なので、調整ができるひも靴がいいわけです。
ローファーやパンプスを選ぶときには、甲部分がスカスカあいていないものを。
ゆったりしていると、靴の中で足が前すべりしてしまい、甲の痛みはもちろん、
外反母趾やハンマートゥなど足の変形の原因となってしまいます。
靴選びの原則~その4
つま先に必ず余裕
小さいころ靴を選んでもらうとき、靴に足を入れた状態で、
靴のつま先部分にゆとりがあるか親指でグッと押してチェックをしたことがありませんか?
成長分をみこしてのチェックだけではなく、これは大人の靴選びでも日常に重要。
「捨て寸」と私たちは呼んでいるのですが、
この余裕がないと指先が靴に当たって巻き詰めの原因になったりします。
足の指って実は歩行のとき、地面をつかんで蹴りだすとても重要な役目を果たしています。
靴屋では靴の中で足の指がピアノを弾けるほど自由に動ける状態がベスト。と言います。
え?と思われるかもしれませんが、これってポイントなのです。
靴選びの原則~その5
靴に表記してあるサイズを信じないこと!
はい、信じないでください。
なにはさておき、靴に足をいれ、それで選んでください。
サイズはあくまでも目安です。
洋服だって、そうでしょ?
メーカーによって9号サイズがぜんぜん違う。
靴も同じこと。メーカーによってサイズ表記の仕方はぜんぜん違いますし、
足ってとってもデリケートなので、同じメーカー、同じ品番、おんなじサイズの靴でも
まったく履き心地が違ったりします。
以前、メリーグラシスでも靴を購入いただいたお客様から一本の電話がありました。
家について靴のサイズを見たらいつものサイズじゃないから、交換してください。
という内容です・・・
人の思い込みって怖いです。
2時間ほど時間をかけて、十分に吟味をして喜んでお買い上げいただいていても、
こんなことってあるんです。
でも、お客様の気持ちも、私には経験者として痛いほどわかります。
だって、足の痛みっていうのは本人じゃないとわからないひどい苦痛ですから。
夜、寝ているときでさえジンジンと痛むんですよ。
だから、また、あの痛みが襲ってきたらどうしよう・・ふと、頭の中をよぎるものです。
メリーグラシスでは、フィッティングの際にはうるさいほど、
この件についてはお話申し上げるのですが、それでも、こんなことが起こってしまうんですね。
あなたは、しっかりと胸に刻んでおいてください。
サイズはあくまでも目安です。
靴選びの原則~その6
新品の靴下やストッキングを履いて靴を買わないこと!
なぜなら、新品のストッキングや靴下はすべりがいいんです。
だから1サイズ下のサイズの靴に足がスルッと入ってしまう。
人の足って、思っている以上に変形しちゃうものなのです。
たまに、いらっしゃるんですよねぇ
棚に並んでいる靴をサイズを確かめることなく、
無造作にポンと投げるように床においてグイグイと片足を突っ込む方。
で、「あ、合わないわ。」
合うわけないですっ!
靴屋をしているものとして、実は一番嫌な瞬間です。
誤解を恐れずに話しをさせていただくとしたら、お客様が靴屋を選ぶと同時に、
私たちもお客様を選ばせていただいているので、
大勢の自分自身を本当に大切になさっている他のお客様方のためにも
一言、スタッフに申し付けていただきたい。
そんなに力まかせにグイグイ履かれると、カカトはつぶれてしまいますし
他のお客様のご迷惑にしかなりません。やめてください。
「いや、気軽にちょっと試してみたいだけだから。」
はい、結構です。私どももお客様がさっぱりとした対応をお望みの場合は、
喜んでそのようにさせていただきますが、
せめてサイズの合った靴に足を入れていただきたいのです。
靴の売りつけはスタッフたちにとって「クビ」の宣告をされるかもしれないことですので、ご安心を。
そして、必ず両足を靴に入れてください。
83パーセントのお客様は左右対称ではありません。
右が大きかったり、左だけ幅がひろかったり。などまさに千差万別。
両足の具合を確認しなければ、本当に合った靴は手に入らないのです。





